生涯にわたって続けるための秘訣

2月 13th, 2016

生涯にわたり看護師を続けていくためには、健康管理を徹底して行うことが求められます。看護師の職場となる医療現場は、身体に影響を及ぼす医薬品の扱いや血液感染の原因ともされる注射・点滴の針刺しなどの看護業務が多く、日常的に危険を伴う仕事です。また、放射線を用いた検査が必要となる診療科では、身体への放射線の影響を出来る限り回避しなければなりません。また、看護業務は患者の生命を左右する精神的な負担の重い仕事となります。それに加え、疲労が溜まりがちな夜勤などもあり、体調を崩しがちです。そのため、看護業務を生涯にわたり継続するには、処置ごとの手洗いやマスク・手袋の着用を徹底し、日頃から健康管理に勤めるのが大切になります。体調が悪い時は些細なミスにも繋がる可能性が高く、風邪などの感染症の場合は抵抗力の低い患者にも影響を及ぼす可能性が高いため、健康状態が回復するまで休暇をとるのが重要です。そして、体調が崩れがちな夜勤の際には、特別な配慮も必要となります。仮眠を取れる時間を上手く捻出したり、夜勤明けの帰宅後の栄養摂取や生活サイクルなどを乱さない睡眠時間などにも配慮しながら、規則的な生活を心掛ける事が大事です。看護師は医療機関で勤務に携わる上で、患者の健康管理に専念し個々の健康を疎かにしがちになってしまうのではないでしょうか。そのため、それぞれが健康管理を徹底して行うのが大切で、ストレスの多い就労環境で健康状態を保ちながら、看護職を継続していくことが求められます。